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流動体について (on fluid) - 小沢健二 (kenji ozawa) lyrics

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[verse 1]
羽田沖　街の灯が揺れる
東京に着くことが告げられると
甘美な曲が流れ
僕たちは　しばし窓の外を見る

[chorus]
もしも　間違いに気がつくことがなかったのなら？
並行する世界の僕は
どこらへんで暮らしてるのかな
広げた地下鉄の地図を隅まで見てみるけど

[chorus]
神の手の中にあるのなら
その時々にできることは
宇宙の中で良いことを決意するくらい

[verse 2]
雨上がり　高速を降りる
港区の日曜の夜は静か
君の部屋の下通る
映画的　詩的に　感情が振り子振る

[chorus]
もしも　間違いに気がつくことがなかったのなら？
並行する世界の毎日
子どもたちも違う子たちか？
ほの甘いカルピスの味が不思議を問いかける
[bridge]
だけど意思は言葉を変え
言葉は都市を変えてゆく
躍動する流動体　数学的　美的に炸裂する蜃気楼
彗星のように昇り　起きている君の部屋までも届く

[chorus]
それが夜の芝生の上に舞い降りる時に
誓いは消えかけてはないか？
深い愛を抱けているか？
ほの甘いカルピスの味が　現状を問いかける

[bridge]
そして意思は言葉を変え
言葉は都市を変えてゆく
躍動する流動体　文学的　素敵に炸裂する蜃気楼

[chorus]
それが夜の芝生の上に舞い降りる時に
無限の海は広く深く　でもそれほどの怖さはない
人気のない路地に確かな約束が見えるよ

[chorus]
神の手の中にあるのなら
その時々にできることは
宇宙の中で良いことを決意するくらいだろう
[chorus]
無限の海は広く深く
でもそれほどの怖さはない
宇宙の中で良いことを決意する時に

- 小沢健二 kenji ozawa lyrics

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