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kaisei roman - sano ibuki lyrics

[intro]
君の声が聞きたくなって
傷み出した想い綴って
今、青塗れ空の下、駆け出した
[verse 1]
雨を押し退け、虹を呼んだみたい
八重歯の似合う君に乱された
[verse 2]
いつのまにか誰かの優しさより
君からのいじわるを待っていた
[prechorus]
どんな曲や物語でも恋や愛や
不確定で曖昧なものばっかりで
君に出逢うまで分からなかった
ずっとプロローグに生きてたみたい
[chorus]
「逢いたい」が止まらないから
駆け出した君のもとへ
どこにいてもいい
僕に攫われてくれ
君が泣いていますように
伸ばした手の先に僕が居たい
願ってしまうのは君のせいだから
なんて言って馬鹿みたい
[verse 3]
あと何度、幸せな夢見て
絶望して泣くのかな
口元、触れた
潮の香りを纏った雫に蘇る
[verse 4]
快晴に手を伸ばして
海が見たいと笑った横顔
どこでも一緒ならよかった
[prechorus]
急行列車の9号車にも
あのスーパーの入り口
帰り道、まぶたの裏にも
狂おしい蜃気楼、ちらつくのは
悔しくなるほどに君だけだよ
[chorus]
宛先はわかってるのに
送れない言葉、書き殴る
どんなに綴っても
気が抜けた炭酸の恋の歌
届いてしまったら、いつか
消えてしまいそうで怖かった
ああちゃんと伝えればよかったのに
[bridge]
「かわいいね」とはぐらかすところも
無責任な約束をしちゃうところも
全部、全部、大嫌いなのに
求めちゃうのは
君じゃないといけないから
逢いたいんだ
[chorus]
「逢いたい」が止まらないから
駆け出した君のもとへ
間違いでいいからその手を攫わせてくれ
特別って名前はないけど
小刻みにいつしか埋め尽くした
傷んだり、消えたり、君がいた記憶
ずっと抱きしめて
[chorus]
行け、行け、君のもとへ
ねえ、ねえ、届いてよ
僕が破っては繋いだ、想いのかけら
いたい。今、君が幸せでも
ねえ、応えてくれよ
まだ手は振れないから

- sano ibuki lyrics

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