lirik lagu 僕と似た星屑 (stardust) – asunojokei

とてもきれいな花の名前も
とても大きな魚影の行方も
忘れてしまった僕の面影よ

真昼の名残がある天幕から抜け出しても
あの光景はまぶたの裏に
蟻の運ぶ洞窟
潮だまりにたゆたう賢者の亡骸
見上げればぞっとするほど青い空

闇へ捨てられた孤独の群れは
尽きて落ちるまでどこへも行けない
背の熱は冷たい惑星に遊ばせて
彼らに語りかける

そんな場所にいて怖くない
きっと僕なら一人じゃいられない
泣き出しそうな心は月の裏側に隠して
僕らが消えても何も変わらない世界に対する麻酔を探そう

知れば知るほど視界が鮮明になる
不安の正体と共に

かつての気持ちを置去りにして
彼らと僕を重ね合わせなくなったとき
神様の命乞いが聞こえた

とても大きな時の流れも
とても小さな夜空の光も
行き着く先はきっと変わらない
それまではこの感傷を

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