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lirik lagu 死んでしまったんだ (ended up dead) – 椎乃味醂 (sheeno mirin)

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往々にし取々見かけを嗅ぎ分け、
待ちかねたる触りの良い目の前の、
甘味に溺れ痛い話には耳も傾けない、
大人気ないその妄想、
すら大人気になる状況、
その動向、
この然々全部が気持ち悪い、
ったらありゃしないんですわ、笑
え、え、

君にとってはこれが「本当」で、
他は嘘ですか。
それで満たされるんなら、
そこに溺れてくのもいいけどさ。
だけれど、どこまでいってもそれは君の、
吸い上げた記号でできた物語、
君の君による君のための詞書。

そういった構造を、
弁えられないのに、
いつの間にか、
周りの言葉が、
誰かの物語に置き換わって、
「事実」は死んでしまったんだ。

死んでしまったんだ。

死んでしまったんだ。

情報さえ余す所なくキャピタリズム、
の対象と化したこの現代は、
見えたものだけが全てじゃないが、
見えていないものには価値がない。
らしい構造、
から積み上がっていく口上、
その情動、
自分に責任すら持てないなら、
いい加減黙っとけや、笑
はぁ、

唯々、低いリテラシー、
そこに機械語が歩道を整理し、
繋がったその先は正義心や、
嫉妬心がのさばるチェンバー。
そのベンダーに狭められた、
創造性に気づかないまま、
考えたつもりになっていた人たちが、
この国を壊していた。

嗚呼。

もしもコウモリの感情や、
どこでもないところからの眺めに、
本当にぼくらが触れられたのなら、
どんなによかったでしょうか。

事実と意見の境界線が、
曖昧になっていくその上で、
できた解像度の低い何かが、
エンターテインメントとして消費されている。

クオリアの私秘性が、
情報の非対称性が、
その隙間を埋める想像と推測が、
わたしとあなたの間をねじ込んでいく。
そういったものが、
日常の生活や、
公共の電波や、
色々なところに溶け込んで、
今日も邪魔をしている。

そういった構造を、
弁えられないのに、
いつの間にか、
平然な顔をして、
ただ流れるまま暮らしている、
「ぼくら」は死んでしまったんだ。

死んでしまったんだ。

死んでしまったんだ。

(alt. title(s): shinde shimatta nda)

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